指導医制度について
指導医制度について
胆道学会指導医とは?
一般の方には「胆道」がどこにあるのか、どういう働きをしているか、など分からないことが多いと思います。また、「胆道」の病気には、一般の方にはなじみの少ない病気が多くあります。「胆道」の病気だといわれて、どういう病気なのか、どこにかかったらいいのか、迷われることが少なからずあると思います。そこで、日本胆道学会では、「胆道」の病気に関する総合的な知識あるいは専門的技量を有する優れた指導的医師を認定することになりました。このホームページで、学会が認定した信頼できる指導医と指導施設を見つけることができます。
指導医制度の目的
指導医は社会への啓発や情報提供を行い、さらには若手医師の指導にあたることによって「胆道」の病気に対する診療の向上を図ることで国民の福祉に貢献することを目的に作られました。
指導医の資格
この資格を得るために、学会が認定した指導施設で知識と技術を磨き、学会で定めた認定基準を満たさなければなりません。さらに、認定委員会による審議を受けなければなりません。
認定指導医は、「胆道」の病気を系統的に理解し、その診療において適正な医療を実践および指導できるとともに、チーム医療ならびに他施設との連携診療を過不足なく遂行する能力を備えているものです。また、先進的高度医療や特殊医療にも通じ、学術的共同研究に積極的に参加できる医師であることを要します。
指導医は、消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、消化器外科専門医、放射線診断専門医、放射線治療専門医、小児外科専門医、小児科専門医、病理専門医のいずれかの資格を有する必要があります。
指導医のカテゴリー
指導医にはその専門性によって次のようなカテゴリーが設けられています。
- 日本胆道学会認定指導医(内視鏡診断治療)
- 日本胆道学会認定指導医(経皮経肝的診断治療)
- 日本胆道学会認定指導医(癌薬物治療)
- 日本胆道学会認定指導医(胆石・良性疾患外科治療)
- 日本胆道学会認定指導医(癌外科治療)
- 日本胆道学会認定指導医(放射線診断)
- 日本胆道学会認定指導医(癌放射線治療)
- 日本胆道学会認定指導医(病理診断)
指導医・指導施設をお探しの方はこちらをご利用ください。