演題登録及び論文投稿時の倫理手続き

学術集会における演題登録及び論文投稿時の倫理手続きについて

日本胆道学会 理事長 海野 倫明
倫理委員会 委員長 佐野 力

2021年3月23日、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」と「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」が統合し、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」が制定されました。

この新指針は2021年6月30日から施行されます。施行後新たに申請される研究は、新指針が適用されますのでご注意いただきますようお願いします。尚、旧指針下で承認された研究で実施中のものについては、経過措置として、従来どおり継続することが可能とされております。

第58回学術集会(2022年)より、倫理委員会による承認が必要な演題については、原則として、演題登録時までに所属施設の倫理委員会にて審査を受け、承認を得ること、そしてその承認番号を提出していただくことといたします。
(施設において倫理委員会の設置がない場合については、関連の大学や医師会等の倫理審査制度をご利用ください)
なお、登録時に倫理手続きを完了していない場合は、猶予期間を設けますので、期限内に倫理委員会の承認を得るようお願いいたします。
※猶予期間につきましては、学術集会演題登録画面にてご確認ください。
未承認の演題につきましては、発表をお認め出来なくなる場合もありますので、お早めにご準備をいただきますようお願いいたします。

倫理審査の要不要については、以下のフローチャートよりご確認ください。

(参考)「倫理審査の不要な研究(カテゴリーA)の具体例と抄録例」(日本消化器内視鏡学会HPより)

演題登録・論文投稿時の倫理指針(フローチャート)

本文書はこちらからダウンロードできます 

        

カテゴリー分類の詳細

        

※カテゴリー分類の判断が困難な場合には、所属施設の倫理委員会にご確認ください。
施設において倫理委員会の設置がない場合でも、本学会倫理委員会では倫理審査は行いません。あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。

本手続きの適正かつ円滑な運用のため、会員各位のご理解とご協力を御願いいたします。

第 56 回日本胆道学会学術集会記録

日本胆道学会認定指導医養成講座 5
臨床研究の倫理と規制―あなたの研究大丈夫?―
久津見 弘(滋賀医科大学臨床研究開発センター)